あ〜しあわせ

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2008年11月14日


日本語学校の教師育成講座に通っている夫。

彼から聞く日本語の授業は、いつも新鮮だ。


昨日、聞いてきたのは、韓国語には日本人が使う「幸せ」という

ニュアンスの言葉がないという話。


講師が「昨日、私は好きな映画が見られて、幸せでした」という例をだし、

韓国人のキムさんに「キムさんはなにが幸せですか?」と質問した。


キムさんはとまどい、しばらく考えた末に言ったのが、


「先生、幸せがわかりません!」


韓国語に幸福という言葉はあるが、

ささやかな喜びを表すのに「幸せ」とは言わないのだそう。


「おいしいものが食べられて、幸せ」「いい話が聞けて、幸せ」などなど。

私たちはなにげなく「幸せ」を使っているが、

外国の方によっては、理解できない言葉だというのだ。


きっと、お風呂に入った際につぶやく「あ〜、ごくらく、ごくらく」

なんてセリフも、意味不明なんだろうな。


そのほか、発音にしても「小学校」と「学校」の〈が〉は、

外国の人には違う音に聞こえるとか、

私たちが意識せずに用いている日本語をひもとくと、実にややこしいらしい。

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katuo,ari sasaki