継いでいくもの


2009年9月27日


ダンスパフォーマンス「東京の赤い雪」を観に、福生市へ行ってきました。

『東京の赤い雪』は、作者である漆原智良先生の実体験をもとにした物語です。

戦争で両親を亡くした漆原先生は、父親の遺した言葉を書くことで伝えていかなければならないと、思ったそうです。


公演を観る前、ちょうど大学の恩師のお墓参りをしてきたこともあって、

「人の思いを継ぐ」ということに感銘を受けました。


大学の恩師を始め、私はたくさんの方々に支えてもらって、生きてきました。

その方々から受けた願いや思いは、意識していようと、いまいと、

すでに私の一部になっているように思うのです。


そして、物語を書く時は、自然とそうした人々の思いが入っているのだろうな、

とも思いました。


大切なことを、伝えることで守っていく。


作家に限らず、人はみな、そんな役目を担っているものなのかもしれませんね。

katuo,ari sasaki