枯れて、なお咲く


2009年1月10日


写真は「花かんざし」。

昨年の冬、花屋さんにて200円で購入した鉢だ。


においははっきり言って、くさい。だが、花はふわふわとして愛らしい。

なにより、たくましいのが魅力だ。


昨年は寒さに耐え、冬から春にかけて3か月以上咲き続けた。


梅雨に入る頃になってようやく枯れたのだが、

花をつけたまま枯れた姿は、まさに天然のドライフラワー。

それはそれで、鑑賞にたえうるものだった。


秋頃までベランダに放置してあったが、

さすがに枯れたものを置きっぱなしにするのはよくないと思い、

根元近くから茎をざくざく切り取ってみた。


捨てなかったのは、かすかな期待があったから。

その期待どおり、やがて枯れ草の間から、緑の芽がのびてきた。


私は気がついた時に水をあげたぐらいで、ほとんど手をかけなかった。

にもかかわらず、すくすくとのび、いまや、写真のとおり。

愛らしいつぼみをつけるまでに育った。


枯れて、なお咲く……。

このたくましさ、好きだなあ。


月並みだけど、人生も花かんざしと同じじゃないかと思う。


思うようにいかない現実に、負けそうになる。

その場にへたりこんでしまうこともあるだろう。


でも、大丈夫。

枯れた部分を栄養にして、また伸びていけるから。

前よりももっと元気な花を咲かせられるよ。





katuo,ari sasaki