詩と童謡


2009年4月2日


昨日、「児童文芸」の取材で、西川夏代先生司会による、

こやま峰子先生、佐藤雅子先生、秋葉てる代先生の

「童謡と少年詩」をテーマにした座談会に出席してきました。


童謡と少年詩の違いさえ理解できない私にもわかりやすく、

胸に染みるお話をうかがえて、とてもぜいたくな時間となりました。


童謡は花鳥風月といった目に見えるものを、美しい日本語で伝えるもの。

ただし、曲がつくことを前提としているので、同じメロディーになるところは、

同じイントネーションになるよう言葉を選ばなくてはならないなど、制約がある。


対して、少年詩は言葉のリズムなどを抑える必要はあるけれど、

童謡よりは自由な形で表現できる。

そして、本当に伝えたいこと、思想などの強い思いを込めることができるものと、

教えていただきました。


審査する立場で見て、どんな詩がいいと思うかとたずねると、

「心に響く言葉であること。

その人だけの感じ方が言葉に出ていると、はっとさせられる」と、

答えてくださいました。


詩と童謡だけでなく、児童文学すべてに共通していえるのは、

作家の心が核になるということなんですね。

テクニックがうまいだけでは、人の心を動かすことはできないのでしょう。


なお、先生方の貴重なお話は、「児童文芸」8・9月号に掲載されます。

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katuo,ari sasaki