予想以上、読書会


2016年2月17日


東京女子書評部の読書会、予想以上に楽しかったです。

一部は、拙著『おならくらげ』を読んだ感想を語り合ったのですが、深く読み込んでくださっていて、びっくりしました。

印象に残ったところというのが、みなさんそれぞれに異なっていて、ひとつひとつのセリフをこんな風に受け止めてくださったのかと、感激しました。

二部は、各自がお気に入りの絵本や児童書を紹介したのですが、これが、とても楽しかった!

自分では積極的には手にとらなかった一冊でも、その本のどこに心惹かれたかという話を聞いたら、読みたくなりました。

なにより、本の読み方で、人となりが伝わってくるというか、その人の深いところに、ちらっと触れられたような気がして、ただ雑談するより親しくなれた気がしました。

後日、東京女子書評部の主宰者・高倉優子さんに、そんな感想を伝えたところ、

「そうだ! 私は本を媒介することで、心のそこに眠っている“本音”みたいなものを語り合う機会が作りたかったんだという、初志みたいのを思いだしました」との返信がありました。

すてきだなあ。そして思いを行動にできるっていうのがすごいなあと、ほれぼれしました。

優子さんはインタビューアー&ブックレビューアーとして活躍されているのですが、インタビュー記事は、文章の技術はもちろんのこと、相手の言葉をどう引き出すかが大事なので、誰に対してもオープンで、人の懐にするっと入れる優子さんだからこそ、できる仕事なのだろうなと思います。


とにもかくにも、楽しくて、刺激になった一日でした。


最後に、おすすめの本にメッセージを添えました。優子さんが、被災地へ本を届ける活動をしている方に託してくださいます。

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私が紹介した本は、正岡慧子・作、松永禎郎・絵『きつねのたなばたさま』(世界文化社)と、すとうあさえ・作、鈴木まもる・絵『はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ』(童心社)

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photo by Yasuhide Joju「ルタン」(新宿三丁目)にて



katuo,ari sasaki