山梨の土偶


2016年1月26日


毎日小学生新聞にて、「ゆるキャラらんど 子宝の女神 ラヴィ」を書きました。

b0231554 23222744


子宝の女神ラヴィは、山梨県南アルプス市のキャラクター。モデルは、市内の鋳物師屋遺跡から出土した、国指定重要文化財「円錐形土偶」。妊婦さんがお腹の赤ちゃんをいたわっているような姿が、特徴です。

b0231554 2322473


南アルプス市ふるさと文化伝承館で、円錐形土偶にも、ラヴィにも会えます。

土偶には、女性や妊婦姿を表したものがあるそうで、祈りに用いていたとするなら、子孫繁栄を願ったのではと、想像されます。

この取材の後、南アルプス市のとなりのとなり、北杜市に暮らす友人の小枝さんに会いまして、北杜市考古資料館で開催中の「北杜の土偶〜うつりゆく祈りのかたち」展(1月31日まで開催)を、見てきました。

ここで驚いたのが、この顔面把手付き土器。側面にある顔は、出産時の、赤ちゃんが出てくる様子を表しているよう……との解説。

b0231554 23231364


むむむ、そう言われると、そうにしか見えません。

後の時代になると、出産は穢れとして、忌み嫌われるようになりますが、縄文時代は、神聖なものとしてとらえられていたのでしょうか。

女性に対する思想がどのように変化していったのか、気になりますね。

ほかにもおもしろい土偶はいろいろありましたが、かわいい〜と思ったのは、これ。土器の把手部分らしい。

b0231554 23233036


この頃の造形、好きだわ〜。


katuo,ari sasaki