感染症最前線


2015年12月15日


息子が感染症で寝込みました。が、無事に復学しましたので、ご安心を。

そこで思いだしたのが、感染症研究の最前線。

秋に、国立感染症研究所の一般公開があったので、個人的な興味とプレ取材を兼ねて、見学してきました。

最初に体験したのは「バイオセーフティ」病原体を扱う時に自分が感染しない、そして周囲を汚染しないように備えることです。

備えるためには、まず、相手を知らなくてはなりません。

目安となるバイオセーフティレベルがありまして、「病気を起こす可能性」「病気の重篤さ」「予防法、治療法の有無」「伝染力の強さ」を考慮して分類されます。

最高のレベル4は、エボラウイルスや、天然痘ウイルス。レベル3は、炭疽菌やMERSコロナウイルス。レベル2は、コレラ菌やデングウイルス。といった感じ。

で、体験コーナーではレベル3の備えとして、個人防護具を装着。病原体を外に出さない工夫がされている安全キャビネットで、ピペットを使って病原体を培養液に分ける体験をしました。

写真は、空気の流れによって、病原体が外に出ないしくみのキャビネット。

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これだと、薄手の手袋でピペットを使えるのでいいのですが、密閉したキャビネットだと、外からグローブに手をつっこんで操作するのでとてもむずかしく、手先が器用でないと、危険が高まるなあと実感しました。

ほかにも、研究者や職員の方々に興味深い話を聞いたり、病原体を撮影する電子顕微鏡を見学したりしました。

よくニュースや新聞などで見かける病原体の写真は、ここで撮られたものなんですね。

ここでの研究をもとに、ワクチンや薬ができているわけで、実はだれもがお世話になっている研究機関といえるでしょう。

「なるほどー」「ありがたやー」の連続でした。

katuo,ari sasaki