恐怖もの2冊


2014年4月9日


4月発行のこわ〜い本2冊に関わらせていただきました。

一冊は『だれがアケル!? 悪夢のトビラ』日本児童文芸家協会・編、岩崎美奈子・イラスト(PHP研究所)

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9編のこわーい物語が入っています。「ヨキコトさま」宮下惠茉「しだれ桜には死体が」金治直美「音」畑中弘子「幽霊にぬすまれた顔」浅見理恵「おまえの口はもらった」光丘真理「イキウツシ」長井理佳「おねず様」楠章子「呪いのリクエスト」ささきあり「正夢」野村一秋

どのお話も、ぞくぞくと寒気がしてきます。すべてを読み終わった後に思ったのは、恐怖というのは、コンプレックスやねたみなど、マイナスな心の働きが呼び寄せるものなんじゃないかということでした。

子どものうちは、少しは怖いと感じる機会を持ったほうがいいです(あくまでも少しね)。この世には人の力が及ばないことがあるとか、自分のしていることは、必ず誰か(なにか)に見られているとか、そういう意識があるほうが、健やかに育つような気がします。

さて、もう一冊は『恐怖! おばけやしき めいろブック 学校の七不思議』WILLこども知育研究所・編 やまおかゆか・絵 (金の星社)

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タイトル通り、学校を舞台にした迷路です。

ナオは公園から帰る途中、通りがかった学校の前で、だれかに呼び止められます。どこかで会ったような気がする男の子は、レイと名乗りました。レイは大事なものを一緒に取りに行ってほしいと、ナオの手をひいて進んでいきます。そうして学校に入ってみると……。

といったストーリー構成を担当しました。

やまおかゆかさんの緻密な絵は、見る度に発見があって、飽きません。なぞなぞやクイズなど、楽しめるしかけもいっぱいです。迷路好きなお子さんにぜひ。


katuo,ari sasaki