おりがみの魅力


2012年6月1日


仕事の打ち合わせの帰り、ふらりと、お茶の水 おりがみ会館に立ち寄りました。

ここはNPO法人国際おりがみ協会が運営していて、ギャラリーあり、和紙の染色工房あり、おりがみ教室あり、売店ありと、おりがみの魅力が堪能できるようになっています。

私は最初にギャラリーを見学し、次に、職人さんが和紙を染めている様子を見学しました。その時、染めていたのは「楮(こうぞ)ぼかし」という創作染色。

濃度の異なる色を柄杓で、まだらに落として染めていくと、迷彩柄のような独特の風合いの色に仕上がっていきます。

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へえ〜と眺めていたら、白髪の紳士がひょこっと顔を出されました。「これから実演するから、見にいらっしゃい」

にこにこ顔に惹かれてついていくと、売店フロアの一角にある机で、やおら和紙を折り始めました。

「折り紙はね、角や線に合わせて折らなくていいの。ほら、見てごらん。仕上がってみれば、なんの問題もないでしょ。角にきっちり合わせて折るように指導する人もいるけど、そんなムダなことする必要はないんだよ。もともと、小さな子からお年寄りまで、気軽に楽しめるものなんだから」

ひょうひょうと語りながら折っていく、気さくな紳士。ふと机にあるお名前を見たら、国際おりがみ協会の小林一夫理事長でした。

平安貴族の装束を折りながら、「昔、あぐらは大和座りといって、位の高い人がする座り方で、位の低い者は足のしびれる正座をしていたんだよ」など、次から次へと話題が広がります。

手業の妙と話のおもしろさに、すっかり引き込まれてしまいました。

マレーシアから旅行でいらしたご家族も、興味津々で見入っていました。なんでも、末っ子の男の子が折り紙好きなんだそう。折り紙って、世界中で知られていると聞いたことがありましたが、ホントその通りなんですね。

そして、小林理事長より、おみやげとしていただいたのが、こちら。

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