息子に


2012年5月13日


先週、読んだ本のひとつに『はなちゃんのみそ汁』(文藝春秋)があります。著者は、安武信吾さん、奥さんの千恵さん、娘さんのはなちゃん、です。

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千恵さんは2008年に他界されました。

この本は、ガンになって食の大切さに気がついた千恵さん、信吾さんが
食卓を通して、娘に生きることを伝えていく日々を追っています。

食べることは生きること。食が命をつくる。
と、実感した千恵さんは、4歳のはなちゃんに料理や家事を教えます。

健康で、生きる力が身についていれば、
どこででも何をしてでも生きていける、
との考えからです。

本書を読んで、親として、考えさせられることが多々ありました。

私が息子に一番残したいことは、「自信」です。
自分の力で立って生きていくためには、自信が必要だと思うからです。

自信がないと、どこかに拠り所を求めて、さまよってしまうけれど、
自信があれば、つまずいても、傷ついても、
自分の力で立ち上がって、次へ行けると思うのです。


といっても、私は広い世界を見てきてはいないですし、
これまで来た道しか知らない偏った人間です。
息子にさしたるアドバイスができるわけもありません。

ただ、息子の話に耳をかたむけていると、自分とは違う感性を感じます。
彼の持つしなやかな感性に、いいねえと、うなずき、
ここがすごいと思ったと、素直な感想を言ってきました。

そんな日々のなんというわけでもない会話が、
彼の自己肯定感を高めるのにつながるといいな、
と願っています。


katuo,ari sasaki