山崎直子さん、次のステージへ


2011年8月28日


山崎直子さんが本日、宇宙航空研究開発機構を退職。

宇宙飛行士を引退されました。


山崎さんとは、学研の『感動する仕事!泣ける仕事!』の

取材で、衛星回線を通してお話しさせていただいたことがあります。


やわらかい口調に、純粋でやさしいお人柄を、

話の内容に、聡明さと柔軟さを感じました。


自分を大きくも小さくも見積もらず、等身大でしっかりと

把握されているという印象も受けました。


これらすべての要素が、宇宙飛行士には必要なのだと思います。


宇宙では、信仰も常識も生活習慣も違う他国の人たちと、

狭い空間でいっしょに作業を進めなければなりませんし、

想定外のアクシデントが起きた時は、

その時にある物でなんとか生き延びられるよう、工夫しなければなりません。


臨機応変にやっていくための柔軟性と発想力、知識と体力の備えなくしては、

宇宙に行って帰ってくることはできないのでしょう。



報道によれば、宇宙飛行士の訓練には年間3000万円近くかかることから、

これまで、宇宙機構の宇宙飛行士はお金をかけてもらって培った経験を、

後進の育成に注ぐというのが一般的で、引退は異例のことなんだそうです。


“異例”なことをするには、かなりの勇気が必要だっと思います。

山崎さんは宇宙に出発するまで11年かかりましたから、

なおのこと、様々な思いがめぐったと思います。

でも、これから先の生き方をよくよく考えて、決意されたのでしょう。


宇宙飛行士の訓練中は、暮らし方にも様々な制約があったようですし、

10月には第2子をご出産されるということですから、

きっと、ご家族のことを第一に考えての決断だったのではないかと推察します。


今後は、宇宙教育などの分野に、たずさわりたいとのこと。

私がうかがった時も、子どもの頃は先生になりたいと思っていたと、おっしゃっていました。

きっと、これからは、その夢を実現させるのでしょう。


山崎直子さんの新たな出発に、エールを送ります。


いずれまた、宇宙の話をうかがう機会があるでしょう。

楽しみに待っています。

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katuo,ari sasaki