イタリア・ボローニャ国際絵本原画展


2011年7月28日


板橋区立美術館に行ってきました。

「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を観るためです。


現地ボローニャの原画展は児童書専門の見本市「ボローニャ・ブックフェア」に伴う

イベントとして開催されているもので、2011年は世界58か国から

2836人ものイラストレーターが応募し、76作家が入賞したそうです。


日本人の入賞は19人(組)。

その中のお一人、山田和明さんに、この展覧会のチケットをいただきました。

もちろん、山田さんの入賞作品も、会場に展示されています。


山田さんの作品はすでに海外で出版(ドイツ語、英語)されていて、

会場でも手にとって読むことができます。


また、会場のテレビでイタリアの展覧会の模様が流されているのですが、

画面を通して、現地のむんむんとした熱気が伝わってきました。


日本の児童書業界は冷え込んでいますが、

世界のマーケットは活気に満ちているんですね。


以前、建築家の安藤忠雄氏が若手建築家に向かって、

「世界を相手にすれば、景気のいい地域が必ずある」

というようなことを語っていらっしゃいましたが、

なるほど、こういうことかと、納得しました。


よしっ、私も日本に固執しないで、世界に広く目を向けよう!


そう思いました。


英語力はあるの?

なんて質問は投げかけないでくださいね。

心構えでのことですから。


日本でもそうですから、世界での競争はなおのこと厳しいでしょう。

といっても、だれかと競争するという意味でなく、

他の優れた才能や勢いに圧倒されて、自分の弱さに負けないという意味です。


自ら可能性を否定して狭い枠を設けることなく、

チャンスに向かって、逃げずに立ち向かいたい。

外国の本もたくさん読んで、勉強したい。

そんな気持ちです。


さて、原画展に話を戻しますと、フィリップ・ジョルダーノ氏の新作絵本「かぐや姫」に多大な刺激を受けました。


一見して、「千と千尋の神隠し」のイメージが浮かんだのですが、

それもそのはず、フィリップ氏は宮崎駿氏のアニメに影響を受けているんだとか。


オリエンタルだけど、それだけでない。

フィリップ氏が描く世界には、他にない迫力と神秘があります。


私も「他にない」魅力を感じてもらえる作品を書かなきゃ……ねえ。



イタリア・ボローニャ国際絵本原画展は8月14日まで開催中。

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katuo,ari sasaki