本が子どもを元気にする


2009年1月29日


「ぼくは一冊の本のおかげで生き方、人生までも変えることができました」


山形県鶴岡市立朝暘第一小学校、六年生男子の言葉だ。


ここの学校図書館で長年、司書を務めてこられた五十嵐絹子先生に、

学校図書館だからこそできること、そして、本との出逢いが子どもを大きく変える、

という話をうかがった。


本のおもしろさに気づいていない子=本を読むことができない子。


そういう子の読書力に合わせて、おもしろそうな本を紹介してあげることを繰り返すと、

いつしか、本が大好きな子になる。


すると、それまでケンカばかりしていた子がボキャブラリーが増え、

人の気持ちがわかるようになったことで、

友だちとコミュニケーションがとれるようになりケンカをしなくなる。


人の話を落ち着いて聞けるようになる、すべての教科で学力が上昇する。

いやいや学校に行っていた子が、学校へ行くのが好きになる。


などなど、あらゆる面で子どもが元気になり、より良く成長していく、というのだ。


五十嵐先生よりいただいた資料には、本を読むことを子どもたちがどう思っていたか、

という作文も紹介されていた。


冒頭の文はそのうちの一人のもの。

どの子も、ある本との出逢いで自分がいかに変わったかを語っていて、

胸に染みるものがあった。


児童書にたずさわる一人として、あらためて思う。


子どもが元気になれる本を書きたい、と。


五十嵐絹子先生のご著書は多数あります。


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