新刊チェック!


2009年1月24日


新しく出た本の情報は、どこで手に入れますか?

新聞広告? ネット?


大人向けの小説情報はわりと入手しやすいが、

子ども向けの本となると、難しいのではないだろうか。


大型書店とちがって、町の書店にある児童書コーナーは実に狭い。

その狭い書棚に並ぶのはロングセラーの名作や、

人気のシリーズがほとんどで、新刊が並ぶスペースはほとんどない。


広告にしても、クリスマス前や夏休み前といった、

子どもの本が求められるシーズンでないと、大きくは宣伝されない。


各出版社のホームページでチェックするという手もあるが、なかなか、ねえ。


そこで、おすすめなのが「こどもの本」(126円/日本児童図書出版協会)。


児童書を発行している出版社がいっしょになって出している月刊誌(冊子)で、

対象となる子どもの年齢別に新刊が紹介される。


作家や編集者がその本を作るに至ったエピソードや、

本に込めた思いなどを綴ったエッセイも掲載されており、

読み物としてもおもしろい。


今号の収穫は、『やまんばあさん』シリーズ(富安陽子著/理論社)の

最新刊が出たとわかったこと。

主人公は296歳のめちゃめちゃ元気なおばあさん。

その破天荒ぶりに笑いつつ、最後には心がぽかぽか、

あたたかくなるというユニークな物語だ。


新刊のタイトルは『やまんばあさんとなかまたち』


やまんばあさんが290年ぶりに開かれる同窓会に行き、

天狗や雪女、かっぱなどなど、これまた強烈なキャラクターの同級生たちと

一騒動を起こすというストーリー。


作者の富安さんによれば、自分が同窓会に参加して、

とても楽しかったので、やまんばあさんにも同窓会をさせてみようと思いついたとか。

お話の種は、いろいろなところに転がっているものだね。




katuo,ari sasaki