ありold diary

ペンギン・ハイウェイ

家では仕事の資料となる本ばかりを読んでいますが、電車に乗っている間だけ、好きな本を読んでいます。


私の今夏一番の本は、森見登実彦著『ペンギン・ハイウエイ』(1680円 角川書店)。

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主人公は小学4年生の男の子。

SFファンタジーですが、舞台は郊外の街で、少年たちの日常に成り立っています。

気になるお姉さん。街に出現したペンギンや、謎の物体。同級生。

次々とおこる謎に、子どもの日常、単純なようで複雑な心のゆれ。

そして、せつないけど、清々しいラスト。


心の奥底に残っていたものを、チクチクついてきます。

読後は脳みそが麻痺した感じで、しばらく、ぼうっと、してしまいました。


また、じっくり読み返したいと思っています。

お盆ぼんぼん

お盆ですが、仕事中です。

締め切りを考えると、ペースを上げないと間に合いません。


午前中は伝記もの。

午後は週刊誌。レイアウトを決めて素材をバイク便で送り、原稿はメールで送りました。

夜は初校のチェックと、再び伝記もの。


ふーやれやれ。

お墓参りの代わりに、母の写真に向かって手を合わせます。


息子が毎日、遊んでほしいとせがむので、短い時間ながら、お相手しました。

もっと遊んであげたいなと思いつつ、仕事も手を抜くわけにはいかないしと、気持ちが揺れます。


母親はみんな、いろいろなジレンマを抱えているのでしょうね。

日々、積み残されていくものや、立ちはだかるハードルにため息が出ることもありますが、

息子と遊べて、仕事もできる毎日は幸せだなーと思います。

始まりはいつも金魚

昨日も暑さに負けそうになりながら、動きました。

朝は、PTAの本部仲間とやっている、近所のゴミ拾い活動。

先週、花火大会があったこともあり、川沿いの土手にゴミがたくさん落ちていました。


朝、出かけるときは億劫なのですが、やり始めると、ゴミを見つけるのは宝さがしのようですし、きれいになったという自己満足と達成感で、晴れ晴れとした気持ちになります。


日中は、初校戻しと原稿書き。

原稿は伝記ものに取り組み始めたところで、苦しんでいます。

まずは、いくつかの文献を照らし合わせて、この言葉は本当に本人が言った言葉なのか、

それとも、伝記を書いた作者が想像したものなのかを整理。


というのも、事実を私なりに解釈して書くのはいいのですが、他の作家がふくらませたところをなぞるのは著作権上いけないからです。

引用するなら、カギ括弧でくくったうえで、出典を明記しなければなりません。


でも、子どもが読む物語にする場合は、引用という書き方は読みにくい。

やはり事実を明確にして、私なりの解釈で物語にしたてるほうがいいでしょう。

しばらく、試行錯誤することになりそうです。


そして夕方〜夜は、近所の盆踊り祭り。

PTAで出店し、売り子に徹しました。

そのあいだ、息子(小3)は友だちといっしょになったり、一人で好きな店をめぐったり。


息子の祭りは決まって、金魚すくいに始まり、金魚すくいに終わります。

祭りが近づくころに、遠い目をしてつぶやくセリフは、

「金魚すくいの名人になりたいなぁ」



少年の夏休み

息子がこの夏、一番楽しみにしていたイベントが終わってしまいました。

愛知県のおじいちゃんちに泊まること、そして、

海外から一時帰国している幼なじみと遊ぶことです。


このために、宿題の計算ドリルと漢字ドリルを猛ダッシュで終え、

うきうきと出かけたのですが、終わってしまえば、あっという間。

思い出と、せつなさが残ります。

これぞ、少年の夏休み、ですね。


そして、今日。

余韻にひたる間もなく、日常生活に引き戻されてしまいました。

息子は学校へ。

私はPTA関連の式典出席と、仕事の打ち合わせ。

帰りに、千鳥ヶ淵を回って皇居東御苑に立ち寄ってみました。

かつての江戸城跡です。


都心に、あんなにも気持ちの良い空間があったんですね。

緑の上に広がる空を見て、子どもの頃に感じた夏を思い出しました。

心が、ざわざわします。


ari sasaki