ありold diary

ミラクル給食

土曜日から延期になっていた運動会が、本日ようやく開催されました。

子どもたちにとっては、運動会の楽しみのひとつであるお弁当がなくて、がっかりだったよう。

確かに運動会の日の給食って、ハズレの気分ですよね。


その給食の話。

4月。初めての給食に、新1年生は期待でいっぱいになりました。

献立表のチェックも毎日、欠かしません。

そんなある日、1年生の間で話題となった献立がありました。

「きのこパン」です。


「あたし、きのこ嫌い。食べられるかなあ」

「パンの中に、きのこが入っているの?」

みんな、どきどきしながら、ほおばります。


ところが、いくら食べても、きのこは出てきません。

「あれ?」

「まだ、出てこないよ」

かじったところをのぞいたり、口の中でかみしめたりして確認するのですが、

きのこらしいものは感じられません。


「これから出てくるのかな?」

みんなでハラハラしながら食べ進めましたが、

結局、なにごともなく食べ終わってしまいました。


その頃、高学年の子は言いました。

「これ、きなこパンのまちがいだね」

そう、揚げたコッペパンにきなこがかかっていただけ、だったのです。


息子の小学校の給食は、こんなミラクルが時々あります。

ある時は「フルートポンチ」。

ある時は「きなこチャーハン」。

またある時は「さかなのてるやき」。


誤植だとわかっていても、本当だったら、どんなだろうと、想像するのが楽しくてなりません。


明日、6月の献立表が配られます。

わくわくします。




小説家を見つけたら

児童文学作家のM先生はいつでも客観的に物事をとらえ分析し、迷いなく決断されます。

後輩たちへも惜しみなく力を貸し、後押ししてくださるお姿にずっと尊敬と憧れを抱いてきました。


そのM先生が「私はこれで学んだのよ」と、ある映画をすすめてくださいました。

ショーン・コネリー出演映画「小説家を見つけたら」


ダウンタウンに暮らす16歳の少年が、文壇から消えた幻の大作家に偶然出会う。

少年は大作家と交流する中で、秘めたる文学の才能を開花させていき、

大作家は目をそらしてきた自身の人生と向き合うようになる……。


大雑把に言えば、そんなストーリーなのですが、M先生が注目されたのは、大作家が指導する文章の書き方です。


第一稿はハートで書く。考えるな。考えるのは後だ。

リズムよく、真剣にタイプを打て。

リライトには頭を使え。


なるほど〜。


私なぞはライター業が長いので、体よくまとめることには慣れているのですが、

それは読みやすいだけで、心に残る文章にはなりません。


物語は文章のうまさではなく、心に響くかどうかで決まる。

で、心に届く文というのは、やはり心からほとばしる言葉なんだろうなあと。


私がめざしたいのは、記憶に残る物語です。

子どもの頃に読み、大人になってからまた読み返したいと思い出し、

自分の子どもに読んであげたいと思うような物語を書きたいのです。


小手先の器用さじゃ、そんな物語は書けません。

じゃあ、どうしたらいいのかというと、具体的なことはわかりません。

ひたすら体当たりで書き続けるしかないのでしょう。


お行儀良く、安全運転を続けるのではなく、

思い切ってアクセルをふかしてみることが、今の私には必要なのかもしれません。




神保町

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北川チハルさんのおはなし会に行ってきました。

チハルさんのおはなしはひと味、違います。

ご自身の絵本を、自作の歌&合奏つきで読み語るのです。


『ふたごのあかちゃん』では、どろぼうが登場したところで、

ジャジャジャラ〜ン!

効果音による臨場感で、小さな男の子は

「こわいから、ぼく、見ない」

と、席を立ってしまったほど。


その後は、にこにこ、ルンルンの結末だったんですけどね。


会場となったブックハウス神保町は、子どもの本の専門店です。

店の中心にはふかふかのソファが並び、

ゆっくり絵本を読むことができるようになっています。


親子で本を楽しんでくださいという

お店の趣旨が伝わってくる、とても贅沢な店です。


その後は、大学時代の友人と会いました。

会うのは15年ぶり。

充実したひとときでした。



取材

昨日は取材。

初対面ですが、たくさん調べて行ったので、

すでに、いろいろと知っている方でもあります。


お会いする前は、緊張と期待で、ドキドキワクワク。

話をうかがい始めたら、あっという間に時間が経ってしまいました。


まだまだ、うかがいたいことが、たくさんあります。

もっと、深く迫りたいとも思っています。


今後もしばらく、追いかけさせていただきます。

成長……?

「体操服、持った?」

「うん、持つところ」

ニコニコ手を振って出て行った5分後、愚息(小4)の体操服を畳の上に発見。


だから、言ったのに〜。

んがぁ!と、ほえずにはいられません。


それでも、「行ってきま〜す」と、元気よく

ランドセルを置いていった頃に比べれば、成長したほうか……。



昨日は、出かけた帰り道、愚息がべたべたと抱きついてきました。

「こうしていられるのも、あと少しでしょ?」と。


年頃になると、親と手をつないだり、いっしょに歩いたりするのが、

恥ずかしくなるもんだよという話を、最近は逆手にとっているような節あり。


まだまだ、人前で甘えることに抵抗のない愚息。

それも、あとわずかでしょう。


さみしくもあり、うれしくもあり。


おバカな姿も、大人びたことを言う姿も、ほほえんで見てしまう。

立派な、親バカなのであります。




電子書籍化の波

昨日、日本児童文芸家協会主催の特別講演会がありました。

PHP研究所・中村由紀人氏による「電子書籍の現状とこれからの見通し」。


そもそも電子書籍とは。

これまでの流れと現状。

今年中に訪れる、電子書籍の波。

さらに、版元と交わす契約書について等々、

作家として知っておくべき事柄をじっくり教えていただきました。


今後、児童書の分野も間違いなく、電子書籍化が進むようです。

知っておかなければ、著作権を守ることもできないでしょう。


なお、今回の講演会を聞き逃した方は、「児童文芸」12・1月号を

ご一読いただければと思います。

作家が知って、ためになる情報が多く掲載される予定です。

お楽しみに。




幸せ大国

愚息(小4)が、ぽつり。


「ニッポンは地震大国だけど、幸せ大国でもあるんだよ」

やさしい気持ちでいっぱいだから……だって。


そうだよ、その通りだね。



さて、明日は日本児童文芸家協会の総会、4賞授賞式、懇親会。

総務委員の一員として、お手伝いさせていただきます。


みなさんにとって、すばらしいひとときとなりますように。



スッパイダー

メイトの保育絵本「すきっぷ」6月号にて、

「スッパイダーと うめぼしの たび」を書かせていただきました。


テーマは、うめぼしの歴史。

うめぼしが今のように、一般の家庭に普及したのは江戸時代から。

それまでは、武士やお坊さんなど身分の高い人だけが食べるものだったんですね。


うちには亡き祖母が漬けた、しょっぱい梅干しが残っています。

子どもの頃、庭の梅の木からどっさり実がとれたものでしたが、

老木となってからは、数えるほどしか実がならなくなりました。


今となっては、懐かしい思い出です。



モッフル

みなさま、連休を楽しんでいらっしゃいますでしょうか?

できる状況にあるなら、ゆったり、心をほぐしてくださいね。


さて、わが家に、モッフルメーカーがやって来ました!


切り餅をはさんで焼けば、ごらんの通り。

外はさっくり、中はもっちり、うまうまです。


さらに、しゃぶしゃぶ餅二枚の間に、様々な具材をはさんで焼くと、

ごはんにも、スイーツにもなるんですねー。

甘いも辛いも受け入れることのできる、幅の広さが魅力です。


餅好きの愚息により、餅の消費量が一段と上がったため、

倉庫で眠っていたもちつき機を出しました。

この連休で、すでに2回、2kgを生産しています。


久々の、餅ブーム到来。


餅のように、柔軟で、粘り強くありたい……なあ。





ari sasaki