日本児童文芸家協会60周年



2015年3月22日


私が所属している日本児童文芸家協会が、今年創立60周年を迎えます。

4月1日〜12日は、新宿区の佐藤美術館にて、「物語をつむぎつづけて 絵本と童話のいままでとこれから展」を開催。

4月8日、創立60周年記念誌「きょうも、書いている。」発行。翌日以降、会員・研究会員のもとへ届けられる予定です。

と、協会の還暦を祝う事業が続きます。

今日は展覧会10日前、ここからお祝いムードを盛りあげていきますよ−!

ということで、少しずつ、協会ネタを披露していきたいと思います。


日本児童文芸家協会の創立は、1955(昭和30)年5月7日。

理事長は、『泣いた赤鬼』『椋鳥の夢』などで知られる、浜田廣介。二代目理事長、会長となる福田清人らが、創立に力を尽くしました。

おどろくのは、発起人のメンバー!川端康成、江戸川乱歩、小川未明、大佛次郎、武者小路実篤、吉川英治、吉屋信子、坪田譲治、西條八十などなど。上記のみなさんは、顧問に就任されました。

それに、NHK連続テレビ小説「花子とアン」のモデルとなった村岡花子や、『かわいそうなぞう』の土家由岐雄、『コタンの口笛』の石森延男らが理事で、会員には、瀬戸内寂聴や山本周五郎、横溝正史も。

個人的には、発起人に江戸川乱歩がいたことが、うれしい。小学生のとき、「怪人二十面相」シリーズが好きでしたから。

創立に至った背景には、当時、子どもの読み物を書く作家の社会的地位は低く、それを打開しようとする意識があったこと。

また、政治的なイデオロギー色はなくし、「児童文芸はただ児童のために、良心を土台にしてのみ作り出されるもの」(浜田廣介)という立ち位置で、作家の職能団体として設立したとのこと。

佐藤美術館の展覧会では、協会所属作家の書籍や、昭和30年代の児童雑誌なども展示します。

当時の児童雑誌については、後日、ちらっと紹介しますね。

IMG 0463




katuo,ari sasaki