恋日和


『恋日和』

水内喜久雄/編(PHPエディターズ・グループ)

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詩人の林木林さんと出会い、彼女の詩に触れるようになってから、詩とは発見なんだな、と思うようになった。


普段たしかに、そこにあるのに、私たちが気づかないでいること。

そんなことを詩人は見つけて、言葉に表すのだろう。


たとえば、好きという気持ち。

寄り添うような気持ちであったり、抱きしめたい気持ちであったり、元気がもらえる気持ちであったりと、いろいろな思いがあって、とても一言では片付けられない。


そこで詩人は言葉を選び、紡いでいく。

できた詩に触れると、さらりと、あるいはふんわりとしていて、ああ、私の好きはこういう手触りだったんだと、気づくことができるのだ。


これもまた発見。


そこにいつもあったこと、あった気持ちに気づくと、単純にうれしく、満ちた気持ちになれる。

詩を通しての発見、おすすめです。

ari sasaki