海原散歩


『海原散歩』

浜野木碧 詩・絵 (銀の鈴社) 1200円+税

9784877862442


日々、見つめ、触れているのに、気づかないでいることや、

秘められた思いをすくいあげて、言葉に綴る。

それが、詩なんだと思います。


そんな詩に触れたとき、私たちははっとして、

心の底にあった思いに気づいたり、

心をうたれたりするのでしょう。


本書では、海の生き物や、もの言わぬものたちに思いをはせ、

彼らの心のうちを垣間見せてくれます。


みるがいが出ずっぱりな理由?

ほらがいの第二の人生観?

とこぶしの武士道?

あわびが背を向けている理由とは?


浜野木さんのユニークな視点に、

凝り固まった頭をもみほぐされたような気がしました。


視点が変わる=価値観が変わる。


心のなかでもやもやしていたことが、なんてことないように感じられました。


時折、本書を開いて、心の空気を入れ換えたいと思います。



















ari sasaki