カババスえん おばけと えんそく

『カババスえん おばけと えんそく』

光丘真理/作 山本省三/絵 (佼成出版社 1300円+税)

33096853


「カババスは、バスだよ。でも、ようちえんなの」


カバ園長が運転して、毎日いろいろなところへお出かけする幼稚園。

今日でかけるのは、とんでもやまの てっぺん。

ところが、きゅうに くらくなってきて……。


ちょっとこわくなったかと思えば、

しんみりしたり、わくわくしたり、

次々に場面が変わっていきます。


でも、考えてみれば、幼稚園って、そういうところなんですよね。


うまくいかなくて、泣いたり、

友だちと遊んで、楽しくなったり。


ちょっと苦手と思っていた子とも、

近づいてみれば、すごーく仲良くなれたりと、

毎日が新しい発見と体験の連続です。


本書はタイトルどおり、おばけが登場しますが、

こわーいだけじゃない、楽しい展開が待っています。


夜、「こわくて、ねむれなーい」なんてときは、

この絵本を読むと、楽しいイメージが目に焼き付いて、

安心してねむれるでしょう。


怪談話が盛りあがるこれからの季節、

おばけで楽しめる本書は、夜の必需品になるかもしれませんよ。


ari sasaki