ぼくのつばめ絵日記


『ぼくのつばめ絵日記』

深山さくら/作 宮尾和孝/絵 (フレーベル館) 1200円+税

tsubame


雄太は引っ越し前の町にいた親友と気まずい別れ方をし、

新しい友だちともぎくしゃくします。

けれども、町にやってきたつばめの観察をするうちに、

新しい場所で居場所を見つけていきます。


転校につきものの、この感じ。

私もあったなあと、遠いむかしを思い出しました。


つばめって、毎年見かける身近な鳥ながら、

その生態を知っている人は、そう多くないでしょう。


過酷な長旅からの巣作り、子育て。

生きていくのも、子孫を残すのも楽ではない。

そんな生き方を選択した生きものなんですよね。


読み進めていくと、つばめの生き様が雄太たちというか、

人が成長していく過程に重なるように思えてきました。


生きていくって、そう楽ではない。

けれども、見守ってくれる人もいて、成長していけるんだよね。


雄太たちの成長に感動しつつ、

つばめの生態がわかり、生きものへの関心も高まるストーリーです。















ari sasaki